ホームページはどのように作られているかを、5つのステップで解説します。
1.ターゲットと目的の設定
ホームページ作成の最初のステップは、ターゲット層と目的を明確にすることです。
どんな人々に向けたものなのか、訪問者にどんなメッセージを伝えるかをはっきりさせることで、効果的なデザインで制作することができます。
【小規模リフォーム会社の場合】
- ターゲット:リフォーム検討中の一般家庭
- 目的:どんな施工会社なのか、施工例はどんなものがあるかを伝える
成功するホームページは、そのターゲット層と目的に細心の注意を払っています。
プロに依頼した場合は「ヒアリングシート」に記入するなどして、どのような目的を持っているかを確認するところからスタートするはずです。
2.ホームページの構造:HTMLとCSSについて
ホームページの基本的な構造は、HTMLとCSSというプログラミング言語で構築されます。
- HTMLの役割:ウェブページの骨組みを作る(テキスト、見出し、段落などのタグの使用)
- CSSの役割:そのデザインを整える(色、フォントサイズ、レイアウトなどのスタイリング)
HTMLは情報を反映し骨組みを作り、CSSはデザインとレイアウトを整える役目があります。
これらを理解することで、自由自在にホームページを作ることが可能になります。
ただし、これらを完全に理解する必要はありません。
そういったプログラミング言語を使わなくても、ホームページを作れるツールがあるからです。
【プログラミングが必要のない作成ツール例】
- WordPress:ブログソフトウェアで、インストールするとホームページ制作の土台を簡単に作ることができる。これをカスタマイズしてオリジナルデザインを作り上げることも可能。
- Wix:ホームページ作成ツール。テンプレートが豊富で簡単に作成が可能。
3.ブログとホームページの違い
ブログはホームページの一種で、大枠で見ればすべてホームページです。
内容が整っていて更新が少ない「静的」なものは「ホームページ」と呼ばれ、更新頻度が高い「動的」なものは「ブログ」と呼ばれます。
この違いを理解し、構造と更新頻度を考えて作成するとよいでしょう。
▼ブログとホームページの具体的な使用例はこちら。
【企業の公式ホームページの場合】
トップページやその下の階層が「ホームページ」で、その中にあるニュース更新部分が「ブログ」。
【個人のブログの場合】
トップページから記事まで全て「ブログ」というカテゴリであることが多い。
4.ホームページを公開するときのポイント
「ホームページを作る」ためには、いくつかのステップが必要となります。
下記は、どのホームページにも必要な設定です。
【ホームページ制作においてやること】
- ドメインとサーバー(ホームページの住所)の取得
- ホームページの作成
- Googleに正しく認識されるためのSEO対策
これらを正確に実施することで、ホームページは形となり、訪問者に信頼されるようになります。
5.定期的なメンテナンス
ホームページは作って終わりではありません。
- 年間のドメイン・サーバーの更新。
- インターネット環境によりホームページが崩れないかのチェック。
- 会社情報の追加・更新。
このような定期的なメンテナンスが必要となります。
ホームページを作った後も、更新担当を設けてしっかりと見ていけるようにしましょう。
以上、ホームページの基本的な仕組みについて知ることはできたでしょうか。

